日本ディズニーと米ディズニー、コロナの影響で経営難!?
ハハッ!ぼく御曹司!
オリエンタルランドが運営している東京ディズニーリゾートは、2月末から約2ヵ月間休園している。
みんな行きた過ぎてうずうずしていますよね!!!
そんなディズニーの現状を覗いてみた。
日本ディズニー(オリエンタルランド)
- 休業補償について
- 休園中の損失額は?
- 今後どうなる?
休業補償について
オリエンタルランドは、ショーの出演者など約2万人のアルバイトに対して、平均賃金の6割程度を休業補償として支給している。
しかし、新型コロナウィルスの影響がおさまらない今、この支給額を1~2割程度増やすことを決定した。
ショーの出演者はAIにはとって変えられない人財であり、その人財をつなぎとめておく必要がある。
ちなみに正社員は休園中も在宅などで勤務しているため、休業補償の対象ではない。
休園中の損失額は?
オリエンタルランドは2020年1月~3月期の売上高見込みを約933億円としている。
単純計算で1ヵ月の売上は約311億円である。
すると現在約2ヵ月休園しているので損失額は
なんと
約622億円!!!
すごい金額、、、、
さらに
人件費や巨大なアトラクションの減価償却費などの固定費がかかってくる。
なんと
1日あたり約2億6000千万円!!!
御曹司も銀行員時代に法人の財務内容をみていたが
規模が違い過ぎる、、、
しかし、オリエンタルランドのすごさはここから
今後どうなる?
オリエンタルランドの株価をみてみる。
今年の高値は1月14日の16,010円である。3月12日終値で12,070円をつけたが、しかし現在は14,440円と回復してきている。
他のテーマパークの株価と比較しても高い人気を誇っている。
なぜだろう?
企業の体力をみるのに一つ重要なのが、短期的な債務の支払い能力である。
簡単に言うと、現金化できる資産がどれくらいあるかをみる。
指標としては流動比率をみるのだが、この比率が120%以上あれば一般的には資金繰りに困らないとされている。
オリエンタルランドの流動比率は昨年末で302.9%とかなり高い。
昨年末で現金及び預金残高は3291億円であり、仮にあと1年程度休園が続いても資金繰り上は問題ない。
銀行との取引も加えると1年以上の体力はある。
公式Youtubeでもショー動画を公開し、再生回数は100万回をはるかに超えている。
美女と野獣をモチーフにした新エリアも建設しており
今後が楽しみである。
米ディズニー(ウォルト・ディズニー・カンパニー)
- 休業補償について
- トップの取り組み
- Disney+について
休業補償について
米国の場合は、キャストと呼ばれる従業員約10万人以上の給与を支払い停止にした。
これは全従業員の約半数である。
これにより1ヵ月あたり約540億円を確保することができる。
給与がなくなった従業員はどうなるの?
米国では、週600ドルの休業手当を申請することができる。
日本円で1ヵ月約25万円。
会社としては致し方ない判断だったのだろう。
トップの取り組み
3月にウォルト・ディズニーのボブ・アイガー会長は新型コロナウィルスのパンデミック中は給与を一切受け取らないの発表した。
ボブ・チェイペックCEOも給与の半分を返上すると発表。
ちなみにアイガー会長の昨年の年収は日本円で約51億円。
Disney+について
Disny+とは動画配信サービスである。
ディズニーやピクサーの映画作品など約8000もの作品を見ることができる。
現在登録者は5000万人以上で、月額780円。
月390億円以上の体力はある。
日本でも2020年のうちにサービスが開始になる予定だ。
まとめ
企業もかなりの努力はしている
ディズニーが夢の国にならないように
またミッキーに会えるのを楽しみにしている。