【日本の現状】あなたの近くに迫っている、、、 ①
どうも御曹司です!
米国の失業保険申請件数が2600万件を超えました。
これやばいですよね、、、
米国の労働人口から単純計算すると6人に1人は失業しています。
リモートワークで結果を残せない人はすぐクビになりますね。
では、日本はどうなるのか。
インフレとデフレ
中学の時に習うこの言葉。
みなさんはどうゆう意味か答えられますか?
言葉の意味ってわかっているようでわかっていないもんです。
インフレは、モノの値段が上がりお金の価値が下がることです。
逆に
デフレは、モノの値段が下がりお金の価値が上がることです。
次の例をみてください。
マクドナルドの100円マックを想像してください。
インフレで100円マックが150円になってしまった。
100円で買えたのにもう50円だなさないと買えない。
100円の価値が下がっていますよね。
逆に、デフレで100円マックが50円になりました。
100円で2個買えてしまう。
100円の価値が上がっていますよね。
御曹司も銀行員時代にこのインフレの話はよく使っていました。
お金の価値が下がってしまうから預金に置いてちゃだめなんですよ!って(笑)
ここまでは当たり前の話です。
ここからが大事です!
デフレは不景気
インフレは景気が良い
って思いがちですよね?
それは違います!
デフレから見ていく
デフレでモノが売れなくなると、生産は縮小しリストラや給与の減額が行われます。
すると所得が減少します。所得が減少するとモノを買わなくなるので、消費は縮小します。
消費が縮小すると企業の収益が減少します。すると企業はまた生産を縮小し、労働を見直します。
これがいわゆるデフレスパイラルです。
デフレは不景気。これは間違いないです。
このデフレをなんとかしないといけないと動くのが国です。
国はインフレにするために何をすると思いますか?
ETFを購入するんですよ。
ETFというのは株です。
日銀が企業の株を購入して、株価を上昇させることで企業が資金調達をして投資しやすくなり、給与にも反映する。また一般の人は株が上がって儲かることで消費をするだろう。
結果として、経済が活性化し物価が上昇するだろうという見方をしています。
これが金融緩和政策です。
このETFを日銀はいくら購入していると思いますか?
2019年までに約28兆円以上購入しています。
御曹司も銀行員時代に、日経平均株価等はよくみていたのですが、これは今日下がるなっていう出来事が起きても、最終的にはそんなに株価が下がっていないんですよね。
なぜなら、日銀が大量に購入しているからです。
だから企業の本当の価値が見えにくくなっているのも事実です。
しかし考えてください。
株価はたしかにここ3年上がってました。
あなたたちの給与はあがりましたか?
日本はここ30年で賃金がほとんど上がっていないんですよ。
失われた30年
国はインフレ率2%を目指しているけど、いままで一度も達成したことがないんですよ。
これは政府の間違いです。
そして、意味不明なタイミングで消費税を上げましたよね。
給与が上がらず、消費税は上がる、そりゃ消費は縮小しますよね。
じゃあどうしたら経済が回るのか。
国は国民に対してお金をばらまきました。
今回の国民一人10万円もそうですよね。
しかし、景気は良くなりません。
なぜなら景気って人の気分だからです。
人は不安だったらお金使わずにとっておきますよね。
逆に、気分が良ければお金を使いますよね。
日本のタンス預金は30兆~80兆円と言われています。
すごい金額ですよね。
景気が良くないからです。
しかし、物価は上がり消費税は上がっています。
ガリガリ君が一本60円から70円になりました。
消費税が8%から10%になりました。
冒頭の話に戻すと
物価が上がれば、お金の価値は下がります。
インフレですよね。
インフレになっているのに景気は良くないんですよ。
つまり
デフレ=不景気だけど
インフレ=景気が良いとは限らないということです。
つづく